福岡市の日本庭園といえば、友泉亭公園、松風園、楽水園が挙げられます。
市の中心から少し離れた場所にある“黒田藩の家風を偲ばせる純日本庭園「友泉亭公園」”
市の中心にほど近い閑静な住宅街にある“豊な自然と歴史資源に囲まれた文化交流の場「松風園」”
市の中心の中で都会のオアシスとして“博多商人の粋と茶の湯を愉しむ日本庭園「楽水園」”
どの庭園を訪れても、心が静かになる場所です。
とりわけ紅葉の時期には、気候の心地よさと木々の鮮やかさが相まってすべてが浄化されていくようなすっきりとした気持ちになります。
今回はその庭園の中から「松風園(しょうふうえん)」にスポットを当ててみたいと思います。
松風園紅葉2022の見頃時期や穴場スポット、駐車場や混雑情報などをまとめていくので
この秋の紅葉見物を静かに楽しみたいという人、必見ですよ!
松風園紅葉2022の見頃時期はいつからいつまで?
まず初めに、松風園紅葉2022の見頃時期はいつからいつまでか、昨年の情報と併せて確認していきましょう。
<松風園紅葉見頃時期>
11月中旬~11月下旬
冒頭で紹介した福岡市の日本庭園3か所の情報を発信してくれるインスタグラム公式アカウントより、昨年の松風園の紅葉の様子を確認してみましょう。
まずは、2021年11月5日のお便り。
少しずつ色付き始めているのがわかりますね。
その1週間後の2021年11月12日のお便りでは、半分くらい色付きが進んだでしょうか。
更に一週間後の2021年11月19日には、モミジの葉は真っ赤に染まりました。
この様子だと、2022年の見頃も11月中旬くらいになる可能性は高いですね。
個人的には、11月上旬の、緑と赤が混ざった状態も好みですが。
天気と都合と紅葉のタイミングを合わせるのは中々難しいものですが、そのときの自然の様子を有難く楽しんでくださいね。
また、公式サイトのスタッフブログにて、最新の情報や過去の情報も確認できますので参考にしてみてください。
◇公式サイトはこちらから
松風園紅葉2022の混雑情報は?
さて、気になるのは松風園紅葉2022の混雑情報でしょうか。
結論から言うと、松風園の紅葉見物では驚くほどの混雑は見られないと予測されます。
もちろん、日本庭園に関心のある人にとってはとても有名で素敵なところですが、若い人にあまり周知されていないことと、山や寺院の紅葉ほど規模が大きくないからでしょうか。
ただ、この松風園がある場所は、福岡でも有数の高級住宅地(私個人の見解ですが)なのもあってか、大通りは車やバスが多く、住宅街の通りはもちろんスピードも出せません。
更に、この閑静な住宅街のど真ん中に動物園があるので、週末は動植物園に向かう車で混雑します。
どちらかというと、公園そのものの混雑というよりは、周辺道路の混雑を覚悟しておいた方がいいかもしれませんね。
松風園紅葉2022の穴場スポットは?
では、松風園紅葉2022の穴場スポットはどこになるでしょうか。
まずは園内MAPをご確認ください。
少しわかりにくいですが、左側の駐車場から正門をくぐり、石積み階段を上りきったところで美しく広がる庭園を確認することができます。
MAPの真ん中の広場です。
ここに、樹齢100年を超えるイロハモミジの見事な紅葉を目にすることができます。
このイロハモミジは秋の青い空と夕焼け空、どちらにも映えますね。
松風園紅葉2022の駐車場は?
最後に、松風園紅葉2022の駐車場の情報を所在地やアクセス方法、入園料などの基本情報と併せてまとめていきましょう。
<所在地>
福岡市中央区平尾3丁目28
<アクセス方法>
西鉄大牟田線「薬院駅」または「平尾駅」より徒歩約25分
福岡市営地下鉄城南線「薬院大通駅」または「桜坂駅」より徒歩約25分
<入場料および開園時間>
大人:100円 こども(中学生以下):50円
開園時間:午前9時~午後5時まで(火曜日休園)
<駐車場>
専用駐車場(普通車):9台 ※1日300円
上記通り、専用駐車場は9台しかありません。
また、周辺には動植物園という大きな施設があるので、週末となると民間駐車場もすぐに埋まる可能性があります。
あらかじめ周辺の駐車場をチェックしておいたり、駐車場予約サイトなどを利用して確保しておくのもいいかもしれませんね。
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まとめ
秋の日本庭園でしっとりと優雅に過ごすことで、日頃の忙しさや頭の中の煩わしさを鎮めることができます。
ちょっと最近イライラしてるな、モヤモヤしてるな、体が重いな、と思っているのであれば、ぜひ、日本庭園で秋空と紅葉のコントラストを楽しんでみてください。
きっと何かが落ちたかのようにすっきりとしますよ!